証券コード | 3287 |
社名 | 星野リゾート・リート投資法人 |
市場 | 東証1部 |
上場日 | 2013.07.12 |
運用資産 | ホテル・旅館型 |
主要物件 | 星のや軽井沢、リゾナーレ八ヶ岳 |
決算期 | 4月、10月(配当金は7月、1月) |
運用会社 | 星野リゾート・アセットマネジメント |
主要株主 | 星野リゾート |
公式サイト | http://www.hoshinoresorts-reit.com/ |
資産運用会社サイト | http://www.hoshinoresort-am.com/ |
Japan-REIT.com銘柄概要 | http://www.japan-reit.com/meigara/3287/ |
ホテルや旅館を再生させ、サービスレベルでも定評のある星野リゾートがREIT上場することになりました。当然のことながら、保有資産はホテルや旅館となりますが、付随するスキー場、ゴルフ場なども含まれています。
運用資産別では、オフィスビル、レジデンス、物流施設、商業施設などがありますが、この中に新たに ”温泉旅館” というバリエーションが増えた点で面白く、運用資産別にポートフォリオを組んでいる方や運用資産でリスクヘッジして運用されている方には選択肢が増えたといえます。 星野リゾートの中でも、和のリゾートホテルである『星のや』、温泉があるタイプの『界』、リゾナーレ系に重点投資を行っていくようです。 温泉旅館は収益が変動しやすいので、分配金をどれだけ安定して出し続ける事ができるかがポイントになりそうです。外部成長にも限りがあり、資産規模の上限もある程度決まっているので、REIT本来のインカムゲイン狙いで長い目で見る必要のある銘柄かもしれません。スタート時は6棟,150億とかなり小粒なスタートで、スターツプロシード投資法人の77億円に次ぐ小ささです。 いわゆるインバウンド観光(外国人が日本に来る)の伸びについてです。 世界で見た時に今後約20年でこのインバウンド観光が最も伸びるのが、北東アジアでこのエリアに日本が含まれます。REITうんぬんというより かは、少子高齢化が加速する日本でどの産業が今後期待できるかというと、観光業というのは期待できるひとつだと思います。 温泉旅館の収益が安定していて、ボラティリティは高くないというお話をされていましたが、それでも他のREITと比較すれば変動率は高いです。高いポートフォリオ利回りを設定しているのと、稼働率の読みも低めということで、配当金がどう推移していくかを見ていきたいです。 外部成長は上場から5年後に400億円(現在150億)を目指すそうです。 |