証券コード | 3249 |
社名 | 産業ファンド投資法人 |
市場 | 東証1部 |
上場日 | 2007.10.18 |
運用資産 | 産業用不動産(物流施設、工場、インフラ) |
主要物件 | IIF羽田空港メインテナンスセンター、IIF神戸地域冷暖房センター |
決算期 | 6月・12月(配当金受領は3月・9月) |
運用会社 | 三菱商事UBSリアルティ |
主要株主 | 三菱商事 |
公式サイト | http://www.iif-reit.com/index.html |
資産運用会社サイト | http://www.mc-ubs.com/ |
Japan-REIT.com銘柄概要 | http://www.japan-reit.com/meigara/3249/ |
1.産業ファンドって何? 実際のところ、上場時には物流施設が中心で、インフラ関係は1物件のみの保有となります。(日本ロジスティクスファンド投資法人みたいなもの)インフラというイメージから、港や空港など保有してるのでは?と連想してしまうのですが、こちらはまだまだ先なようです。工場もゼロです。 2.やはり気になるのがインフラですが・・・ 産業ファンド投資法人のメイン物件は、実はインフラ不動産です。冷暖房を供給する神戸地域冷暖房センターの181億。保有する物件で最も利回りが低いんですが・・・。 冷暖房だからでっかいプラントを保有するの?なんて思ってしまうかもしれませんが、そこの事務所とか駐車場とかそういうところの賃料をもらいます。プラントは全く関係ありません。 資産運用会社が、三菱商事UBSリアルティということで、こちらは日本リテールファンド投資法人を運営してきた実績のある会社です。 1つの資産運用会社が2つのREITを運営しているのは、これで2つ目。野村不動産投信に次ぐケースとなります。三菱商事というブランドも結構重要な要素だったりします。保有する物流施設の利回りも日本ロジスティクスとほぼ同じで、見劣りするというわけでもないです。 他REITにはない物件を取得していくので、競合が少なくポートフォリオの利回りをキープできるという強みがあります。そのため分配金が順調にのびています。東証にインフラファンド市場ができたため、この影響がどの程度あるかが課題です。 |