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UPREIT(アップリート)とは?

アップリート(Umbrella Partnership REIT)とは?

不動産を売却する際に得る利益。これにかかる税金を繰り延べることができるアメリカREIT市場でのしくみをいいます。日本では導入がされていませんが、アメリカで1992年このUPREITを導入したところREIT市場が急拡大しました。

”日本では導入されていない”というのがポイントで、この制度が導入されると、REIT市場が活性化します。

もうちょっと詳しくアップリートについて、説明します。

だいぶ前ですが、村上ファンドが阪神電鉄株に目をつけた際、保有している不動産の話が話題になりましたよね?あれって、簿価が低く時価が高いところに目をつけたという話でした。例えば時価相当で売却した場合、当然大きな利益も出るのと同時に税金もかかります

UPREITの場合、この不動産を所有している人が現物を出資し、REITという株式で取得するという形になります。この”株式にする”ところがポイントで、株式を売却するまでは課税されません。

「オペレーティング・パートナーシップ」と呼ばれる組合みたいなものがあり、不動産の所有者はその不動産を現物出資し、逆にREIT株に転換できる権利を見返りとしてもらいます。

転換した時点で、出資した分とその時の株価(時価総額)との差額に対して課税されます。

「オペレーティング・パートナーシップ」と不動産所有者がちょうど傘のようにぶらさがっているので、(Umbrella Partnership REIT)アンブレラ(傘)という言葉が入っています。

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